少しの配慮で、大きな違い?!健康診断を受けるときに知っておきたいプチ心得☆

年に一度は健康診断を受けましょう

病気の早期発見に欠かせない健診ですが、忙しくてついつい受診のタイミングを逃している方も多いですね。

中には毎年受けている方もいると思います。

会社勤めをされている方でしたら、多くの場合、予め受診メニューが決まり、最低年に1~2回、受診計画されていると思います。

せっかく受ける健康診断、本人の知らないところで、さまざまな項目が正常範囲を超える結果になってしまうこともあるので「ちょっとした知識」でそのリスクを減らせることもできます。

例えば、いつも緊張してしまう血圧測定。定期健診では受診の順番があらかじめ決まっている場合が多いですが、血圧測定の前に排尿を済ませておきましょう。「尿をがまんしている状態での血圧測定は’’高値’’になってしまう」からです。

あと、測定のときは、背もたれにもたれ、肩の力を抜いて、そして’’深呼吸’’’を数回(ゆっくり)してみてください。

そんなことで?と思う方もいると思いますが、血圧の数値がいつも正常値と異常値の境付近の方はとくに、数値しだいでは、結果に「高血圧の疑い」というような記述(チェック)が入ってしまいますのでささいなことですが、血圧測定時のちょっとした配慮は大切かと思います。

心電図を測定のときも同じです。

患者さんが緊張されていると、筋緊張という状態になり、波形が正常に測定できないからです。

このときも目をつむり、頭を無にして(笑)深呼吸。リラックスに努めてくださいね。

もちろん、前日の飲酒はしないのは原則ですが、血液検査項目の中の、γ(ガンマー)‐GTPという、肝臓・胆道系の機能障害を示す検査データーは、「アルコールに敏感に反応する」ので、健康診断実施の数週間位前から少しずつ飲酒は控える方が検査値の安定を期待できます。

ちょっとした意識づけを積み重ね、より信頼性のある結果を導ける健診を生かし、病気とは無縁の健康生活を続けていきたいですね。