うつという病気を経験して思うこと

自分自身がうつ病にかかり、当時高校生だったので学校に行くことができませんでした。

また、友達にどう説明すればよいかわからずにうやむやに誤魔化していたいることの罪悪感がついて回っていました。

当時の自分は心療内科に行った方が良いのかとても悩みました。母親には話しましたが父親には言いづらく、自分がうつだと言ってもりかいされないのではないかと不安で仕方ありませんでした。

 

母親に心療内科に連れられ、そこできちんと薬を処方していただきました。3か月程学校を休み、処方していただいた薬を飲んでしっかり心身を休めるよう努めました。また、SNSで同じ症状の方々とチャットでやり取りをしながら気持ちを分かち合って励まし合っていました。今ではすっかりうつの症状は見られません。病院に通っているときはひたすら家で自分の好きなことや家事をしてのんびりと過ごしていました。そのおかげで、心に少し余裕ができたのかもしれません。そのときの経験が2年後の乳がんの手術と闘病で役立ちました。

 

自分一人で抱え込まず、考えずに、まわりの誰かに頼ることが大事だと思います。また、病院に偏見を持っている方も、思い切って病院に行くことで辛い現実を乗り越えることができる手掛かりになると思います。