黄疸が出る2つの理由

黄疸は、赤血球の中のヘモグロビンが変化したものあるいは胆汁が血液中で異常な濃度になっている状態です。黄色く見えるのはそれらが色素を持っているからです。

黄疸がでる理由は、大きく分けて2つです。

一つは溶血、赤血球が壊れることに起因するもの、もう一つは肝臓、胆嚢における胆汁分泌障害に起因するものです。

前者は、血液の病気を持っている方や、敗血症によるものなどがあります。

後者は、胆汁をつくる肝臓の病気や腸へ胆汁を分泌する経路の物理的な障害に起因するものです。
まず内科などに行って血液検査をお薦めします。血液中のビリルビン濃度を測定すると思います。
それから、他の症状からも肝臓疾患や胆汁分泌障害が疑われるので、気づいたことがあれば、お医者さんに訴えて下さい。
容体がそれほどひどくないためか、病院に行くことをためらわれているかもしれませんが、胆汁分泌障害が物理的な要因である場合、それが腫瘍である可能性もあるので、注意が必要です。

病院にかかってから主たる原因が判明するまで少しばかり時間がかかるかもしれませんが、身体の異常の理由が早めに解れば、対処方法などがわかって安心できるのではないかと思います

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