大学病院や総合病院受診に紹介状が要る意味

自分の身体が、なんか悪い病気かなと疑った場合や町医者に行ってなかなか調子が良くならない場合って、大学病院や総合病院など、大きな病院に行きたくなることは自然な気持ちだと思います。
だって大きな病院なら立派な設備もあるし最先端の医療を行なってる医者がいそうですから。
そちらの方が、身体をちゃんと調べてもらえるんではないかと考えて受診に行きたいと思う事もあるでしょう。
でも、大病院にかかるのには、町医者からの紹介状が必要なのです。
それがないけど受診したいとお願いするなら、紹介状がないために診察料金と別に5000円以上の特別料金を取られてしまうので要注意です。
これは決して安くはない金額です。
それは、診療所と大病院はそれぞれ別の役割を果たすためなのです。
診療所は地域に住む人の日常的な病気や怪我を幅広く診療し、大病院では診断、検査、手術、入院のため手厚い設備とスタッフを備えて重症患者や救急患者に対応する、という風にです。
だから、軽い風邪でも大病院で診て欲しいとなると、別料金が発生するのです。
まずは自分の住む地域にかかりつけ医を作り、何かあったらそちらへ診てもらう、重症の場合には紹介状を貰い大病院へ診てもらうという様に、診療所と病院の適切な使い分けをしてもらうためなのです。