肋間神経痛だと思っていた義母

私の義母(夫の母)は肺ガンで今から7年前に亡くなりました。当時私には3歳の息子と生後10ヶ月の娘がいたため頻繁にお見舞いにいけなかったのが今でも後悔しています。

最初に義母が私に体の異変を伝えてきたのは、亡くなる1年ほど前で、その時は四十肩だと思っていたようで整骨院に通っているという話をしていました。整骨院では腕が上がらないのは肋間神経痛だからということで、半年ほど整骨院に通っていると私に話してくれました。

私も肩こりや四十肩なのかと思い、それほど深刻には受け止めていませんでしたがある日右の鎖骨付近にしこりができ、それが徐々に大きくなってきたのを見てこれは肋間神経痛などではないと思い、総合病院で診てもらったところ、肺ガンだという診断をされました。

もうその時には手術ができない状態で、抗ガン剤治療を受けることになりましたが、最初は効いていた抗ガン剤も徐々に効き目がなくなっていき、どんどん強い抗ガン剤になっていき、一日の大半を眠って過ごすようになりました。

結局肺ガンと深刻されてから1年ほどで亡くなってしまいましたが、あのとき私が四十肩だと思わずに大きな病院で診てもらうようにすすめていればと、後悔しています。